パルワールドは、2024年1月19日に早期アクセス版がリリースされた、日本のゲーム開発会社ポケットペアによるオープンワールドサバイバルクラフトゲームです。
このゲームの特徴として、プレイヤーは「パル」と呼ばれる多種多様な生物を捕獲し、訓練することで、拠点建設や戦闘に活用できる点があります。
パルワールドを大勢で遊ぶためには、専用サーバーを立てる必要がありますが、このサーバーの設定を間違えると、セキュリティ上のリスクが発生する可能性があります。 本記事では、パルワールドの専用サーバーを立てる際のセキュリティ対策について解説します。

パルワールドの専用サーバーの立ち上げ

パルワールドの専用サーバーを立てるには、以下の手順が必要です。

  • レンタルサーバーやVPSの契約
  • パルワールド専用サーバーのインストール
  • サーバー設定の実施

サーバー設定の注意点

パルワールドの専用サーバーを安全に運用するためには、以下の点に注意が必要です。

ポート開放

パルワールドをプレイするためには、サーバーのポート開放が必要になります。ポート開放を行うことで、外部からサーバーにアクセスできるようになりますが、一方でセキュリティリスクも高まります。
ポート開放を行う際には、必ずファイアウォールの設定を適切に行うようにしましょう。

ユーザー権限の適切な管理

サーバーにログインできるユーザーには、それぞれ権限を設定する必要があります。
権限を適切に設定することで、サーバーの管理を効率化することができますが、一方で権限を過剰に付与してしまうと、サーバーへの不正アクセスのリスクが高まります。
ユーザーの権限を付与する際には、慎重に検討するようにしましょう。

ソフトウェアのアップデート

サーバーにインストールされているソフトウェアは、常に最新の状態に保つようにしましょう。
ソフトウェアのアップデートには、セキュリティ上の脆弱性の修正が含まれることが多く、最新の状態に保つことで、セキュリティリスクを軽減することができます。

具体的なセキュリティ対策

①ファイアウォールの設定で、必要なポートのみを開放する

パルワールドをプレイするために必要なポートは、UDP8211のみです。ポート開放は、外部からのネットワーク接続を可能にするプロセスですが、不正アクセスやマルウェアの侵入リスクを伴います。パルワールドではUDP8211ポートの開放が必要ですが、ファイアウォール設定で必要なポートのみを開放し、不要なポートは閉じることが重要です。

②ユーザーの権限は、最低限の権限のみを付与する

サーバーにログインできるユーザーには、最低限の権限のみを付与するようにしましょう。
例えば、ゲームをプレイするだけであれば、ゲームの実行権限のみを付与すれば十分です。

③ソフトウェアのアップデートを定期的に行う

サーバーにインストールされているソフトウェアのアップデートは、定期的に行うようにしましょう。
ソフトウェアのアップデートには、セキュリティ上の脆弱性の修正が含まれることが多く、最新の状態に保つことで、セキュリティリスクを軽減することができます。

④マルウェア対策ソフトの利用

マルウェア対策ソフトをインストールして、サーバーに侵入するマルウェアを防ぐようにしましょう。

⑤サーバーへのアクセスログを定期的に確認する

サーバーへのアクセスログを定期的に確認して、不審なアクセスがないかを確認するようにしましょう。

まとめ

パルワールドの専用サーバーを個人で立てる際は、セキュリティ対策の徹底が重要です。
上記の対策を参考に、安全なサーバー運用を心がけてください。
サーバーのセキュリティは、ゲーム体験の質を保つためにも不可欠な要素です。
適切なセキュリティ対策により、安心してパルワールドの世界を楽しむことができます。